NEWS(学生の活躍)?クルーズ船国際交流?支援実習」成果報告会を実施しました
2025年12月10日
「クルーズ船国際交流?支援実習」は今年(2025年)度からの新設科目です。国際クルーズ船に乗って船内や寄港地における調査、企画立案?実施などの実習を通して、外国語コミュニケーション能力や異文化理解の向上、地域の国際観光等に関わる課題の解決に資することなどを目的とします。
今回の報告会では、函館市の国際観光の改善に資する手掛かりの提供に焦点を当て、函館市職員様3名とクルーズ船運航会社の日本法人「カーニバル?ジャパン」社員様6名をお招きし、履修した10名の学生がテーマごとの成果を報告しました。

成果報告会の様子(対面&zoom)

成果報告内容の一部

日本文化体験ワークショップ「寄港地うちわ作り」

日本文化体験ワークショップ「神社講習」

船内で流れるTVショーに特別出演!
1.「外国人乗客のニーズ調査」、2.「各発着港から観光地へ至る二次交通手段の調査」、3.「各寄港地で非日本語話者が得られる情報の調査」、4.「各寄港地のクルーズ船受け入れ状況に関する調査」の4テーマについての発表では、各地域の国際観光に関する具体的な諸課題やその背景の把握、改善へ向けた検討などの成果が示されました。
函館市様からは「今後の施策のヒントを得られた」、「来年は函館寄港便に乗るのでさらに具体的な提案や企画を期待したい」、「船会社?旅行社側の戦略も探ってみるとよい」等の、カーニバル?ジャパン社様からは「外国人乗客の立場からの観察が貴重」、「会社のマーケティングチームが行うような情報に関する鋭い追究に刺激を受けた」等のフィードバックを頂戴いたしました。
貴重なフィードバックを踏まえ、来年度はさらに充実?発展した実習にしたいと願っています。
なお、今回の成果報告会では省略しましたが、学生たちにとって大きな目的のもう一つは「英語が公用語の環境での多国籍の方々との交流」にあることを申し添えます。










